沓脱石

 縁側から庭へ降りるときの第一石を沓脱石(くつぬぎいし)と呼びます。

 平安朝の頃は、石ではなく板を使用していて、その上に靴履物を脱いでいました。

当初は四角い角石を使っていたらしく、現代に多く見る天端が比較的平たい

自然石を使うようになったのは後世のことです。

 縁側のフロアー面から石の天端までは24センチ前後を基準としますが、

現代ではやや高いような感じがします。しょんぼり沓脱石の長さは約1m、幅は約40センチ

の石が見栄えよく映ります。

 沓脱石の次に来るのが二の石、そして三の石と続き、飛び石・延べ段・畳石となって

人を庭へと導きます。石質は三石とも同じものが無難です。グッド関西で多く使われた

鞍馬石は、沓脱石の中では最上ではないでしょうか!
 

石の禁忌

 庭石には、時に迷信が入っていたりもするが、多くの忌み嫌う禁止

言い伝えがあります。ムニョムニョいくつか紹介します。

・立っていた石を臥せたり、臥していた石を立てたりすると、
 その石は霊石となってたたりをする。

・高さが4尺〜5尺もある石を鬼門(北東方向)に立てると
 悪魔おばけが入ってくる足ががりになる。逆に、裏鬼門(南西方向)に
 三尊石組をすればラッキー悪魔も入ってこなくなる。グッド

・庭石として立てる位置が、家の柱が並ぶその延長線上に据えると
 子孫に不吉なことが起きる。

・北西方向に臥せ石を向かわせて据えると、お金財産が貯まらない。

・家の南西方向に立て石を据えると困惑病気が絶えなくなる。

・東方向に他より大きな白い庭石を立てることは、むかっ不吉を呼ぶことになる。

・立て石ばかりの庭は安定性が乏しく、臥せ石ばかりの庭は良い。立て石を
 据えるときは、左右に添え石・控え石を据えてグッド三尊石組にするのが良い。


庭は、庭石や樹木などを工夫して配置し、おてんきくもり大自然を凝縮して見せたものです。

富士山山があり海がある。丘があり川がある。そこには人には理解できない

生業があります。その中の石や樹木には深い意味があるのですね・・・


 

さざれ石

 庭石にも使われるさざれ石という石は、君が代の歌詞の中に出てきますが、

小さな石と石とが繋がって一つの石になったものをそう呼びます。

 君が代の歌詞は「千年も八千年も、細石(さざれいし)が結束し大きな

岩(巌・いわお)となって、それに苔が生えるほど長く続きますように。」

という意味があるらしいです。拍手とても意味深いですね!

 科学的にいうと、炭酸カルシウムや水酸化鉄が石と石の間に入り込んで

繋ぐ役割をし、小さい石を大きな石の塊にしています。「石灰質角礫岩」と

いう分類になります。チョキ

 
 

石灯篭は庭園文化と共に・・・

 寺院が多く建てられた奈良時代から、石灯篭も造られるようになりました。

当時は石灯篭・金属灯篭があり、どちらも照明器具として明かりを提供して

いたようです。ひらめき

 多くの石灯篭は、上から宝珠・笠・火袋・中台・竿・基礎(台石)という

構成になっています。雪見灯篭のように基礎がないものや、織部灯篭のように

土に埋め込んで設置するものもあります。!

 また、笠が四角・六角・円形など形も変わります。材質は御影石が多いですが、

白・錆・桜・グレーなど色で風合いも変わります。

 そのお寺に据えられた最初の石灯篭は本歌灯篭!!と言い、お寺の名前が付きます。

それを参考に多くの石工は石灯篭を造ってきましたが、形は少なからず変化します。悲しい

昭和30年代から50年代は、多くの家庭でも石灯篭を入れて眺めたものです。

生活様式の変化と共に、庭園文化の石灯篭も庭の中で寂しそうにしていませんか?

 

岩石の種類

 岩石の種類を整理してみます。

 大きく分けて3種類に分けられます。!

1.火成岩
 火山岩(マグマが地表近くで急激に冷えて固まったもの)
 深成岩(マグマが地下の深いところでゆっくり冷えて固まったもの)

2.堆積岩
 文字通り砂・粘土・生物などが堆積して固まったもの

3.変成岩
 変成作用(地殻変動やマグマの貫入)の圧力や熱によって
今までとは異なった新しい性質になったもの


火山岩の代表選手は鉄平石(安山岩)、深成岩は御影石(花崗岩)です。

また、堆積岩の代表選手は石灰岩や砂岩、変成岩では大理石が挙げられます。

採取場所や地殻の位置で沢山の種類に分けられています。

びっくりとても3種類では収まりませんが、大まかな分類です。グッド

庭石の仲間たち

 一言で庭石といても、庭の中にはいくつかの名前を持つ石があります。!

庭を歩くときには飛び石の上を歩きます。座敷から出るとき・入るときは沓脱石で

履物を揃えます。茶室に入るときは、蹲踞で身と心を清めます。その役石の上には、

お湯または水が置かれたり、灯が置かれたりします。

 大小3石を組み合わせ、三尊仏のように石を組んだ三尊石組は、庭石の中でも

基本的な石組になります。!それに使われる石は、ごつごつとして根が

入り込んだりしている山石、丸みを帯びている川石、貝などが付着している海石が

あります。

 石組の難しさは、据える時にあります。石の顔はどこなのか?正面はどこを

向かせるのか!?「36通りを考えなさい」と昔言われました・・・それを

3つ組み合わせるわけですから、たらーっさあ大変です。

 据える方の感性・意匠・想いが出る瞬間です。同じ石を使っても同じものができないチョキ

おもしろいですね・・・

 

 

石の歴史

 地球自身石の塊であるので人間の小ささに改めて驚きますびっくり

ここでは人の生活の中で、文化と文明の中で使用されてきた石材という事で考えてみたいグッド

 石は古代の狩猟に投げることから使われ、刃物として、そして料理台として使われてきた。

また、境界石として、墓石として、建築材として使われ何千年前のものが残っているのが石です。

ピラミッドやヨーロッパに多く残る巨大な建築、宝石指輪・碁石・カーリングのストーンに至るまで、

私たちの歴史の中や現在の生活の中に文化として残っています。

 庭石も日本の大切な文化を未だに伝承し続けています拍手日本では特に「わび・さび」という

風情を味わい、こころ穏やかにさせてくれます。庭石に苔が付くとその風情はいっそう高まりますね。

 

「和モダン」な庭石

こんにちは~!
庭石を使った「和モダン」外構です。
ちょっと庭石を使うだけでこんなにイメージがかわるのですね~

 
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